東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター

優秀論文表彰

第3回 2007年度SSJデータアーカイブ優秀論文表彰

2007年度の審査の対象となった論文は、学部学生、大学院生、大学教員(教授を除く)および研究機関の研究者により、2006年4月から2007年3月までSSJデータアーカイブに提出された公刊論文(第3者が入手可能なもの:二次分析研究の奨励のため、調査実施メンバーによる論文は除く)です。対象となった24本の論文について、SSJデータアーカイブ優秀論文賞審査委員会では、2007年4月より審査を進めてまいりました。このたび、優秀賞1本、佳作3本(合計4名)が選出されましたので、ここに発表いたします。

優秀賞
山田憲氏(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン経済学部 博士課程)
Intra-family transfers in Japan: Intergenerational co-residence, distance, and contact, Applied Economics 38
使用データセット:生命保険文化センター「長寿時代の生活設計(生活者アンケート)」(調査番号0047)
佳作(五十音順)
  • 朝井友紀子氏(慶應義塾大学大学院経済学研究科 博士課程)
    「日本における初婚のイベントヒストリー分析-周囲の社会経済状況が初婚に及ぼす影響」東京大学社会科学研究所リサーチペーパーシリーズ37
    使用データセット:大阪商業大学・東京大学社会科学研究所「日本版General Social Surveys2000-2003」(調査番号0200, 0250, 0300)
  • 四方理人氏(慶應義塾大学大学院経済学研究科 博士課程)
    「日本における有配偶女性の離職と再就職」慶應義塾大学経済学研究科・商学研究科連携21世紀COEプログラムディスカッションペーパー2005-029
    使用データセット:1995年SSM調査研究会 代表 盛山和夫「1995年SSM調査」(調査番号0260)
  • 裵智恵氏(慶應義塾大学大学院社会学研究科 博士課程)
    「共働きで夫はストレスがたまるのか」永井暁子・松田茂樹編『対等な夫婦は幸せか』勁草書房
    使用データセット:第一生命経済研究所「今後の生活に関するアンケート,2001」(調査番号0324)
  • 所属はいずれも2007年6月時点
  • 受賞者の論文のうち、『日本労働研究雑誌』に掲載された2点については、独立行政法人 労働政策研究・研究機構のホームページ(http://www.jil.go.jp/institute/zassi/)からも閲覧できます。

選考方法と経過

  1. SSJデータアーカイブの寄託データを利用し、2006年度に提出された論文(著書を含む)のなかから、著者の職位等の基準に基づき優秀論文賞の対象となるもの24点を抽出した。
  2. SSJデータアーカイブの事務局が、24点の論文に関して、①二次分析としての工夫の程度と、②実証研究としての手続きの完成度、の2つの基準に基づき、さらに13点に絞り込んだ。
  3. 論文13点に関して、それぞれ2名の審査委員が、①二次分析としての完成度、②論文としての作法を満たしているか、③論文の内容の面白さ、の3つの基準に基づき、それぞれ5段階評価を行い、その結果に基づき論文5点が最終選考の対象となった。
  4. 審査委員全員が、最終選考の対象となった論文5点をすべて読み、総合評価を行い、その結果に基づき優秀論文1点、佳作3点を選定した。

2007年度SSJデータアーカイブ優秀論文賞審査委員会委員(敬称略・五十音順・◎は審査委員長)

  • 大久保幸夫((株)リクルート ワークス研究所所長)
  • 大竹文雄(大阪大学社会経済研究所教授)
  • 玄田有史(社会科学研究所教授)
  • 佐藤香 (社会科学研究所准教授)
  • 佐藤博樹(社会科学研究所教授)
  • 中尾啓子(首都大学東京都市教養学部教授)
  • 永井暁子(日本女子大学人間社会学部准教授)
  • 仁田道夫(社会科学研究所教授) ◎
  • 平野 宏 ((株)エンタテインメントビジネス総合研究所会長)
  • 前田幸男(東京大学大学院情報学環准教授・社会科学研究所兼任准教授)

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