Center for Social Research and Data Archives (CSRDA)

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寄託の際、よくある質問をまとめました。

データ寄託することで、どういったメリットがあるのか。

 第一に、データの公開を考えていらっしゃる研究機関も増えていますが、もしそうした場合、その仕組みを整える必要があるほか、それに費やす業務、人的・金銭的コストは膨大なものになります。そういったコストを削減できる、ということが第一に挙げられます。

 第二に、社会科学系研究者の大変多くの方が、このホームページにアクセスし、データの所蔵に関して検索を行っておりますので、データ社会的認知や利用促進に貢献します。

 第三に、データは社会的な公共財であり、貴重な財産です。このようなデータが保存されることは、後世の研究に大きく貢献することになり、またそういったデータを残したこと自体が後々高く評価されることになります。また、これまではせっかく実施されたデータが、担当者の交代などでどこに行ってしまったのかわからなくなる、いざ必要になったときに見つからない、といったこともよくありました。実際、寄託されている方の中には、当アーカイブで保存しておき、必要なときに当アーカイブに保存されているデータを取り出してデータを分析される方もいらっしゃいます。データの保管自体がアーカイブの重要な機能の一つですので、すぐに公開できなくても、データの紛失を防ぐために、保存・保管という点だけでも、ご寄託を検討いただければ、と思います。

 第四に、当アーカイブでは、統計セミナーなどを実施していますが、特に民間研究機関の方は、原則として受講をお断りしております。しかし、当アーカイブに寄託いただいた機関に所属する方については、そういったセミナーの受講が可能になります。また当データアーカイブのデータの利用資格も得られます。

 なお、データの寄託に関し、特に費用(金銭的なもの)は準備していただく必要はありません。

個票データを公開したとき、回答者のプライバシーは守られるか。

 調査回答者のプライバシーを守ることは、データアーカイブの最も基本的な条件です。 SSJデータアーカイブでは、データを数値だけの形にする、調査地域を粗く束ねる、など必要な措置を講じて、個々の回答者を識別することが不可能な形式に変換した上で、個票データを利用者に提供することにしています。

 また、利用者には、個々の調査対象を特定する分析は行わない旨の誓約を設けています。もちろん、そのようなことが不可能な形式に変換した上でデータを提供するので、そのようなことはできませんが、念には念を入れた措置です。

 個票データの公開と回答者のプライバシーを守ることは、両立可能です。

データアーカイブに寄託すると、調査への協力度が低下しないか。

 最近、人々のプライバシー意識が高まっています。自分の書いた調査票がデータアーカイブに寄託されると、多くの人は不安を感じて調査に協力してくれなくなるのではないか、というご心配があるかもしれません。

 しかし、SSJデータアーカイブは、個々の回答者を識別できるような情報は公開しませんし、利用者も研究者、大学院生に限定し、利用も営利目的ではなく学術目的の二次分析に限定しています。

 アメリカやヨーロッパ諸国において、極めて大規模なデータアーカイブが長期にわたって問題なく活動していることからしても、我が国においてご心配のような問題が生じる可能性はないと考えます。

調査内容の理解不足により、誤った分析をしてしまう危険はないか。

 方法や定義などについて十分理解している調査実施者が分析するならよいが、そうでない者が個票データの分析した場合、誤った結論を得る危険がある。このような指摘があります。この問題は、二次分析において常に注意しなければならないことです。

 ところが、諸外国ではデータアーカイブが現実に活用されている実績から、解決できない問題ではないと、我々は考えています。

 SSJデータアーカイブとしては、個票データの誤用がなされないよう、必要な情報を利用者に提供していくとともに、調査内容や調査方法を十分理解して分析するよう指導していくこととしています。

寄託に当たって仕事が増えることにならないか。

 寄託すると、個票データの前処理や利用者からの質問で手間がかかるのではないかとのご心配があるかも知れません。

 実際には、特殊な例を除いて、個票データのファイルは、寄託者がお持ちのものをそのまま提出いただけます。また、提供する個票データに関する利用者からの質問は、アーカイブが窓口となり対応します。

 アーカイブによるデータクリーニング作業の中でご質問をすることもあるかと思いますが、それほどのお手数はかけないで済むと考えています。

 また、データ公開後、利用者から利用申請があった場合に、その申請を許可いただけるか、SSJデータアーカイブからお尋ねします。これにつきましても、利用者数が多く、利用承認事務が煩雑になる、ということでしたら、SSJデータアーカイブが厳正に審査して、半年に一度、利用申請者リストをお送りするというオプションもございます。ご相談ください。

公開できない項目があるので、寄託は難しいのではないか。

 秘密保護の問題や調査機関の営業活動上の理由で、調査の項目の一部は公開できないということがあるかも知れません。そのような場合は、公開できない部分を除いて、寄託していただいて差し支えございません。

 欠ける部分があったとしても、個票データを二次分析する価値は十分あると考えます。

 個票データから一般公開できない部分をSSJデータアーカイブで削除又は加工することも行っております。どうぞご相談下さい。

個票データをせっかく寄託するので,より多くの人に使ってもらえるようにしてほしい。

SSJDAでは,個票データの二次分析を積極的に促進するために,個票データの提供に当たり

  • 1.教員の指導を受けた大学の学部学生による研究目的の利用
  • 2.教員の指導による教育目的の利用

も認める措置を,提供する個票データの一部について取っております。

 もし,このような利用拡大をお認めいただけるのであれば(原則として1・2はセットでお願いします),寄託書の該当するチェックボックスにチェックを入れていただければ幸いです。また2012年11月から,メタデータ閲覧・オンライン分析システムのNesstarの運用を開始しています。これは一定の手続きを踏むことで,インターネットを通じて簡単な統計的な分析を,ご自分のパソコンでも行うことができるものです。Nesstarでの利用をお認めいただける場合は,寄託書にその旨お書き添えください。

 すでに寄託しているデータについても,お申し出をいただければ歓迎いたします。

寄託の手続きは面倒そうだが、当座のところ、何が必要なのか。また、寄託機関側で何か決めておくことなどはあるのか。

 寄託されたいデータがある場合には、まずこちらにご連絡ください。最低限準備していただきたいのは、データセットと調査票(質問紙)、報告書や発行された書物の類で、報告書などはできれば2部用意してください。データの送付方法については、担当者にご相談ください。

 寄託書については、ご面倒でしたら、こちらから担当者がお尋ねして、作成することも可能です。また別途必要なことが出てきましたら、担当者からその都度連絡させていただきます。

 公開前のデータクリーニングの作業中に、何か疑問が出てきた場合には、担当者の方にその点をお尋ねすることがあります。したがって、その寄託されたデータのことについてよく熟知していらっしゃる方の連絡先をご教示ください。また、データが公開された後、利用申請があった場合に、その利用を許可するかどうかを寄託機関の方にお尋ねしますので、その窓口になる方をお決めください(この窓口の方は、必ずしも寄託されたデータについて熟知されている方でなくても構いません)。異動等で窓口の担当者が変わりましたら、こちらまでご連絡ください。

データを寄託すれば、SSJデータアーカイブのデータを利用できるようになるのか。

 SSJデータアーカイブでは、原則としてデータの利用者を大学やそれに順ずる研究機関・公的機関の研究者(大学院生以上)の方に限定させていただいています。したがって、民間の研究機関の方の利用は原則として認めておりません。しかし、データを寄託していただいている研究機関の方には、SSJデータアーカイブの趣旨をご理解いただいているものとして、データの利用を認めております。

 また、SSJデータアーカイブでは、定期的に統計分析のセミナーを実施しています。このセミナーは誰でも参加できるものもございますが、一部の講座では、SSJデータアーカイブに所蔵しているデータを使って分析の実習を行うものもございます。後者の場合は、SSJデータアーカイブの利用資格がある方に、受講資格が与えられますので、SSJデータアーカイブにデータを寄託されていない民間研究機関の方は、残念ながら受講できません。

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