東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター

CSRDAについて

センター長挨拶

東京大学社会科学研究所は、法学・政治学・経済学・社会学という社会科学の 4 つの分野に属する研究者で構成する、全国でもユニークな研究所です。その活動は、1. 共同研究の推進 ( 全所的プロジェクト等 )、2. 調査の実施 ( 社会調査、地域密着型調査 等 )、3. 研究インフラの構築 (SSJ データアーカイブ、図書室 ) の 3 つを柱としています。これらのうち、SSJ データアーカイブや社会調査などについては、1996 年に設立された附属日本社会研究情報センターを中心に進めてきたもので、2009 年には、これまでの実績を踏まえ、社会調査・データアーカイブ研究センター (CSRDA) と改組致しました。

当センターは、調査基盤研究、社会調査研究、計量社会研究、国際調査研究の 4 分野から構成されています。調査基盤研究分野では、各種調査機関と連携し大量の一次データを収集し、SSJ データアーカイブの運営を行ない、全国の大学、研究機関、研究者の共同利用に供しています。社会調査研究分野では、社研パネル調査を実施しており、また過去には1998 年度から 2012 年度まで大阪商業大学との連携のもとに、日本版総合社会調査 (JGSS) を行なっていました。計量社会研究分野では、二次分析研究会や計量分析セミナーを通じて、共同研究の推進や若手研究者の育成を図っています。国際調査研究分野では、世界のデータアーカイブとの連携やSSJ データアーカイブの国際標準化を目指していきます。

これらの活動を通じて、実証的社会科学研究の発展、社会調査・データアーカイブネットワークの構築に、主導的な役割を果たしていくことを目的としています。関係する皆様には、当センターへのご協力を、よろしくお願い申し上げます。

東京大学社会科学研究所所長
附属社会調査・データアーカイブ研究センター長
宇野 重規
宇野重規

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