東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター

国際ワークショップ

CSRDA国際ワークショップ(2025年12月16日(火)開催)

An Open Science Workflow with Preregistration and Restricted Data Management:
An Example with The Japanese Social Stratification and Mobility Survey

概要
本ワークショップでは、研究者が制限付きアクセスデータを取り扱う場合に、オープンサイエンスの一連のワークフローを設計する方法について議論します。具体例として、日本の社会階層と社会移動(SSM)調査を取り上げ、事前登録とその様々な形式について説明するとともに、Open Science Framework(OSF)を用いたアップロード方法を紹介します。データマネジメントプラン(Data Management Plan, DMP)の活用についても取り上げます。
実践面では、GitとR Studioを用いた再現可能なワークフローを紹介します。特定のソフトウェアやツールを使用しますが、Stataやその他の統合データ環境といった代替案にも言及します。こうした実践的なワークフローの手順と並行して、オープンサイエンスを取り巻く最新動向、理論、研究についても取り上げます。
ワークショップは、科学の危機とオープンサイエンス運動の歴史の概観から始まり、最後に参加者との質疑応答を行います。


日時
2025年12月16日(火) 3:00-4:40 PM
開催方法
ハイブリッド開催 (対面:東京大学赤門研究棟5階549号室/オンライン:zoom)
講師
Nate Breznau
German Institute for Adult Education - Leibniz Institute for Lifelong Learning, Bonn, Germany
https://orcid.org/0000-0003-4983-3137

略歴
Nate Breznau氏は、ドイツ・ボンにある German Institute for Adult Education (DIE) - Leibniz Center for Lifelong Learning に所属する社会科学者です。彼の研究は、世論、社会政策、不平等および科学的知識の再現可能性に焦点を当てており、オープンサイエンスとメタサイエンスの実践を強く提唱しています。 Breznau氏の学術的キャリアは、Bates Collegeで始まり、ネバダ大学リノ校を経て、ブレーメン大学ブレーメン国際社会科学大学院にて社会学の博士号を取得しました。マンハイム大学での勤務を経て、ブレーメン大学のResearch Center on Inequality and Social Policy (SOCIUM)で主任研究員を務めました。 彼の学術研究は、Proceedings of the National Academy of Sciences、Sociological Science、Science Advances、Journal of European Social Policyなどのジャーナルに掲載されています。主な業績には、分析上の選択による研究結果のばらつきに関する研究、労災保険の世界的な普及に関する研究、そして移民、世論、社会政策の相互作用に関する研究が挙げられます。 現在、Breznau氏はDIEにおいて、研究対象を成人教育分野へ広げ、生涯学習政策が社会的不平等や世論とどのように関連するかを検討しています。また、German Research Foundation(DFG)の助成を受けた"The Role of Theory in Resolving the Reproducibility Crisis" や "The Reciprocal Relationship of Public Opinion and Social Policy." などのプロジェクトを主導しています。学術活動以外にも、Breznau氏は自身のブログ "Crowdid" や、Wikimedia、GitHubといったプラットフォームへの貢献を通じて、オープンサイエンスを推進しています。また、PLOS Oneの編集者も務め、科学研究における透明性とコラボレーションを支援しています。
言語
英語(日英同時通訳あり)
 *対面参加で日英同時通訳をお聞きになりたい場合には、PC等をご持参のうえイヤホンを使用してお聞きください。
参加方法
 イベントは終了しました


※個人情報保護について
ご登録いただいた個人情報は、当センターの国際ワークショップの案内に用いる目的で収集するものであり、法令の定めるところにより開示が義務付けられる場合を除き、主催者以外の第三者に提供・開示しません。

主催
東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター
※本ワークショップは JSPS 人文学・社会科学データインフラストラクチャー強化事業(課題番号:JPJS00320231001)の委託を受けております。

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