利用条件
SSJデータアーカイブは,原則として以下の条件のもとで,個票データを無償でご利用頂けます。ただし,郵送で提供するデータについては,返信用封筒と郵送料金をご負担いただきます。
個別には違う条件が設けられている場合がありますので、詳しくはご希望の調査に関する概要ファイルを確認してください。
利用対象者
- 大学又は公的研究機関の研究者、教員の指導を受けた大学院生。
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- 民間の研究機関の方は原則として利用できませんが、SSJDAへ個票データを寄託されている場合は利用可能としています。
- 一部のデータについては,教員の指導を受けた学部学生が,教員による教育目的申請を通じて利用することができます。
詳しくは下記「学部学生の利用」をおよみください。
利用目的
- 学術目的の二次分析に限られます。
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- 学術目的には、論文審査や不正の疑義検証のためのデータ利用も含まれます。
- 一部のデータについてのみ,教員の指導による教育目的(授業など)でも利用可能となっています。
下記「大学の授業などで利用可能なデータ」をおよみください。
一度に利用できる調査数
原則として、一度に利用できる調査数に制限はありません。
ただし,一度に大量の申請があった場合、SSJDA事務局より申請理由、データ管理、発表の方法について詳細な情報をお尋ねすることがあります。また、2014年10月より、1ヶ月間で申請可能な調査数は5シリーズまでとなります。利用申請数の上限に関するルール、具体例については、こちらをご覧ください。
利用承認
希望者からの利用申請書を,寄託者又はSSJデータアーカイブが承認することが必要です。
利用申請書を提出してから,利用承認・ 個票データが提供されるまでには,通常数日から1ヶ月前後(状況によっては2~3か月)を要します。研究計画を立てるときには十分余裕を持ってください。特に郵送で提供するデータは,郵送用の封筒がSSJデータアーカイブに届いてからの発送になりますので,申請中はこまめにメールを確認し,利用承認のメールが届きましたら早目に封筒をお送りいただきますようご協力をお願いします。
利用期限
原則として,利用が承認されデータが提供されてから1年間です。
利用期限無制限のデータもあります。詳しくはご希望の調査に関する概要ファイルを確認してください。
期間は延長が可能です。利用申請(延長)をすると,期限がさらに1年延びます。延長できる回数に特に限りはありませんが,データによっては詳しい延長理由を必要とする場合もあります。
利用期限後は,個票データを消去してください。CD-Rは破壊してください。
誓約事項
SSJデータアーカイブの運営は,無償で個票データを寄託して下さる寄託者と,個票データの利用者,そしてSSJDAとの3者の間での信頼関係が成り立つことで,実現しているものです。
そのために,次の誓約事項に同意をしていただきます。違反の場合,利用承認を取り消すとともに,今後の利用停止など必要な措置を取ります。
誓 約 事 項
- 提供された個票データは学術目的での二次分析にのみ利用します。個別データの秘密保護を図り、個々の調査対象を特定する分析は行いません。提供された個票データは、本利用申請書 に署名した者だけが利用し、第三者には再提供しません。
- 調査に関する照会は、原則としてSSJデータアーカイブを通して行い、寄託者に直接行いません 。
- 二次分析の結果を発表する際には、個票データについて以下の文を付すことにより、個票データ の出典を明記します。
- 〔二次分析〕に当たり、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターSSJデータアーカイブから〔「○○○調査」(寄託者名)〕の個票データの提供を受けました。
The data for this secondary analysis, "name of the survey, name of the depositor," was provided
by the Social Science Japan Data Archive, Center for Social Research and Data Archives,
Institute of Social Science, The University of Tokyo. - 個票データ利用期限までに利用申請書の内容について異動が生じた場合は、速やかにSSJデータ アーカイブにその旨を届け出ます。
- 利用期限終了後は、個票データを消去して、利用報告書をSSJデータアーカイブに提出します。
その際、成果物(1)を発表していれば、その電子ファイルをSSJDA Directより提出するか、もしくは印刷物を郵送にて送付します。 - その他、SSJデータアーカイブの指示に従います。
- 提供された個票データ等の利用により何らかの不利益を被ったとしても、寄託者及びSSJデータアーカイブの責任は一切問いません。
(1)著書や論文、学会の大会報告書、授業等の実習報告書などの印刷されたものを指します。成果物が、印刷物の一部分であり全体の提出が困難な場合、該当する部分を複写したものでも可。SSJデータアーカイブでは提出された成果物を電子化して保管し、また、必要に応じて寄託者と共有します。また、論文等のタイトル、著者名等を、SSJDAウェブサイトにおける当該調査の「概要」ページで関連論文として紹介します。
学部学生の利用
学部学生のデータ利用は、教員による教育目的申請を通じて可能です。ご利用になりたいデータがある場合、指導教員の先生に相談をしてください。データは、指導教員の先生から受け取り、先生の指導の下でデータを利用してください。SSJDAの利用誓約事項は、必ず遵守してください。大学の授業などで利用可能なデータ
教員の指導による教育目的(授業、卒業論文指導など)で利用可能なデータについては,SSJDA Directのデータ一覧から、「教育目的利用」を「利用可」にして検索してください。データにより個別の条件がございますので、詳しくは個別の調査の概要の「利用方法」をご覧下さい。データは教員が責任を持って管理し,受講生へのデータ配布や削除を行ってください。承認から3か月以内に,受講者の所属,身分,氏名のリストをSSJデータアーカイブに提出してください。
授業のレポート作成やゼミ論文集、卒業論文指導などのためにデータを利用される場合は,教員の指導による教育目的利用をお願いします。
提供されるデータの形式
提供する個票データは、原則として、CSV形式、SPSSによるsav形式、 Stataによるdta形式となります。