東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター

国際ワークショップ

国際ワークショップ「Data Librarianship: Changing roles and changing needs for academic librarians in the United States / データ・ライブラリアンシップ:アメリカ大学図書館におけるライブラリアンの役割変化について」

題目
「Data Librarianship: Changing roles and changing needs for academic librarians in the United States / データ・ライブラリアンシップ:アメリカ大学図書館におけるライブラリアンの役割変化について
報告者
Jungwon Yang, International Government Information and Public Policy Librarian, the University of Michigan Stephen S. Clark Library
日時
2017年9月7日(木)15時15分~17時00分
会場
東京大学 本郷キャンパス 赤門総合研究棟 センター会議室(549号室)
言語
英語(報告および質疑応答に日本語通訳がつきます)
概要

アメリカの大学図書館におけるライブラリアンは、歴史的に教員・学生の研究支援の役割も担ってきました。1990年代以降のインターネットの発達と様々なデジタル・データの利用可能性の拡大は、データの検索と入手に関する助言も、特定の専門分野に特化したライブラリアンに期待される役割になりました。今日においては、ライブラリアンが、地理空間データの分析、テキスト・マイニング、データ・ヴィジュアリゼーションなどの高度な分析に関する助言を与えることも稀ではありません。2000年代にビッグ・データの利用が拡大し、また、研究費助成機関がDMP(Data Management Policy)を義務づけたことで、大学図書館がデータ管理について研究者を支援することも増えています。

このワークショップにおいて、Jungwon Yang氏は、研究者に対してデータ・サービスを提供するライブラリアンの間に現れつつある3つの類型について紹介します。そして、ライブラリアンの仕事がどのように研究者側の研究のライフサイクルに関連しているか、そして、米国の大学図書館が研究者を支援する際に直面している問題や、そこに開かれている新しい可能性について、議論します。

PAGE TOP