計量分析セミナー特別編
社会科学のデータマネージメント<基礎>
- 概要
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近年、オープンサイエンス推進の観点から、研究データの保存・管理や利活用が求められ、研究費申請の際にもDMP(研究データ管理計画書)の作成が必須となっています。
本セミナーでは、近年のこのような動向について基本的な理解を深め、必要とされる研究データの保存・管理について基礎から解説します。
DMPやメタデータの作成について1から学びたい方、また広く社会科学のデータの保存や管理、教育に携わる方のご参加をお待ちしています。

- 日時・場所
- 2026年3月4日(水)5日(木) 各日10:00-14:30 ・ オンライン(zoom)開催
*セミナーは当日の配信を録画いたしまして、後日、受講者の方へ期間限定の配信を行います。 - 参加費
- 4講座セット:一般 5,000 円 学生 2,500 円
- 申込締切
- 2026年2月10日(火)17時
受付を終了しました.たくさんのお申込、ありがとうございました.
- 申込方法 ご不明点は eventcsrda[at]iss.u-tokyo.ac.jp (事務局)までご連絡ください.
- 第1講 オープンサイエンス、AI for Science時代の研究データ管理
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2026年3月4日(水) 10:00-11:30
講師:林和弘(文部科学省 科学技術・学術政策研究所 上席フェロー/データ解析政策研究室長)
概要:
1.はじめに
2.オープンサイエンスの潮流と研究DXを加速するAI for Science
3.研究データ管理の現在地
4.今後の展望
- 第2講 基礎から学ぶDMP ― その役割と管理項目
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2026年3月4日(水) 13:00-14:30
講師:金子康樹 (慶應義塾 日吉キャンパス 事務長)
概要:
研究活動においては,「データ管理計画(DMP)」を作成することが求められます。この講義では,DMPの意義や役割や,管理計画にはどのような項目を盛り込むべきか,また,具体的にどのようなことを記述すべきかについて理解することを目的としています。
1. データ管理計画とは
2. 研究助成機関とデータ管理計画
3. データ管理計画支援ツール
4. 人文学・社会科学分野におけるデータ管理計画
- 第3講 社会科学分野におけるメタデータ作成入門
― DDI(Data Documentation Initiative)を中心とした設計・活用 -
2026年3月5日(木) 10:00-11:30
講師:朝岡誠 (国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任助教)
概要:
本セミナーでは、研究データの再利用・共有を支える基盤としての「メタデータ」に焦点を当て、なぜメタデータが必要なのか、どのように作成するのかを解説する。特に、社会調査データの国際標準である DDI(Data Documentation Initiative) を中心に、メタデータで記述できる内容、実際の作成プロセス、データ・アーカイブやデータカタログでの活用例を紹介する。あわせて近年注目されている 大規模言語モデル(LLM)を用いたメタデータ作成支援について、実務上の可能性と留意点を具体例とともに解説する。
1.メタデータとは
2.社会科学のメタデータ標準 -- Data Documentation Initiative(DDI)を中心に
3.メタデータを作成する --LLMを用いたメタデータ作成支援の可能性と留意点
4.今後の展望
- 第4講 データの保管・利用に関する著作権法・個人情報保護法の留意点
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2026年3月5日(木) 13:00-14:30
講師:澤田将史(高樹町法律事務所 弁護士)
概要:
研究活動におけるデータの保管・利用に関しては、著作権法や個人情報保護法といった法令を遵守する必要があります。
この講義では、著作権法や個人情報保護法の基礎を学び、法令遵守に当たってのポイントを理解することを目的としています。
1.著作権法の留意点
⑴どのようなものが著作物にあたるか
⑵どのような利用に著作権が及ぶのか
⑶著作物を自由に利用できる場合はどのような場合か
⑷権利処理の方法
2.個人情報保護法の留意点
⑴個人情報等の定義
⑵個人情報等の取扱に関する規制
⑶統計処理・匿名化処理
