東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター

参加者公募型二次分析研究会

2015年度

活動記録

「子育て支援と家族の選択」にかかわるデータの二次分析

  • 2015/06/03 第1回研究会を開催しました。
  • 2015/07/13 第2回研究会を開催しました。
  • 2015/07/23 第3回研究会を開催しました。
  • 2015/09/15 第4回研究会を開催しました。
  • 2015/09/26 第5回研究会を開催しました。
  • 2015/11/16 第6回研究会を開催しました。
  • 2015/11/17 第7回研究会を開催しました。
  • 2015/12/10 第8回研究会を開催しました。
  • 2016/02/15,19 研究成果報告会を開催しました。
  • 2016/03/31 研究成果報告書を刊行しました。

「子育て支援と家族の選択」にかかわるデータの二次分析

テーマ

「子育て支援と家族の選択」にかかわるデータの二次分析

使用データ(予定)

「子ども・子育てに関するアンケート」(2012年・サーベイリサーチセンター実施)

※ 調査データは、本研究会終了後の2015年度末にSSJDAより公開の予定です。
※ 調査票はこちら(PDF)を御覧ください。
※ 調査結果など、詳細につきましてはサーベイリサーチセンターWEBサイト掲載の報告書「子ども子育て自主WEB調査」(子ども・子育てに関するアンケート(SRC自主調査002_3))をご参照ください。

 本研究会では、この調査データに、回答者の居住地域情報を紐付けたデータを用います。紐付ける情報は、「産業別就業人口構成」、「世帯構成」、「女性労働力率」、「幼稚園・保育所数」、「在園・在所児童数」、「待機児童数」、「社会福祉費」、「幼稚園費」、「最終学歴人口」 その他で、全国市町村要覧、国勢調査、学校基本調査、社会福祉施設等調査、厚生労働省雇用均等・児童家庭局「業務資料」などから取得しています。
 
 この公開データに加え、「子ども・子育て支援事業計画」の策定などのために、10以上の市区町村(全国のさまざまな規模を含む)で実際に実施された調査データも、本研究会への参加者限定で分析の予定です。これら調査は、上記の「子ども・子育てに関するアンケート」とも概ね比較可能な質問項目を含むものです。

研究の概要

 子育て支援環境は、男女共同参画、ワーク・ライフ・バランス、保育の質、人的資本育成、地方創生、格差是正など、さまざまな文脈からその中心的課題として大きな注目を集めています。どのような家族がどのようなサービスを選択するのか、またその選択はどのような地域環境によって制約されているのかといった分析は、今後の社会制度を構想する上で極めて重要な知見となります。本研究会では、このテーマについての自主調査を実施し、またさまざまな自治体で調査・計画策定支援を行ってもいるサーベイリサーチセンターから講師を招き、参加者とともに二次分析を行います。使用するデータは、就学前の子どもをもつ家族(一部、小学生の児童をもつ家族を含む)に対し子育て支援サービスの実際の選択や希望を調査した「子ども・子育てに関するアンケート,2012」に、各種の自治体情報を加えたデータです。また、本研究会参加者限定で分析予定の市区町村自治体実施調査データは、上記の各テーマに加え、自治体の具体的な政策などを比較・分析することもできるデータです。さまざまな関心をもつ、多様な参加者を求めます。

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