東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター

二次分析研究成果報告会

2005年度

2005年度「共働社会の到来とそれをめぐる葛藤」「JGSSから読む日本人の行動と意識」

2月23日(木)
9:20- 9:25 所長挨拶
9:30-11:30 結婚・夫婦関係(参加者24名)

司会:永井暁子 コメンテータ:岩澤美帆(社会保障人口問題研究所)

朝井友紀子     配偶者サーチ期間とAssortative Mating(同類婚)に関する研究
中村真由美     結婚の際に男性に求められる資質の変化
          ―3C(人間関係能力)の結婚へのインパクト―
李 秀眞      家計経済においての家事・育児の価値評価
          ―妻は何をもって資産形成への貢献を認識するのか―
竹内真純      夫婦の対等性とその関連要因の検討
筒井淳也      夫婦調査で何がわかるか

13:00-15:00 JGSS分析(参加者28名)

司会:三輪哲 コメンテータ: 飯島賢志(関東学院大学)

渡辺彰規      英語学習意欲を規定する社会的諸条件
          ―JGSS-2003データを用いて―
立石裕二      家事配慮と節約・エコ購入
          ―現代日本における環境意識の構造―
新雅史・中澤篤史  ウォーキングの増加とスポーツ実践の個人化

15:30-17:30 就業・働き方(参加者38名)

司会:本田由紀 コメンテータ: 元治恵子(立教大学)

阿部真大      仕事における自分らしさ志向
高橋康二      現代日本のワーカホリック
          ―その所在と意識をめぐる考察―
土倉玲子      サラリーマン既婚男性の持つ職業資源とコミュニケーション
          ―会話頻度、および余暇や休日の過ごし方について―

2月24日(金)
9:30-11:30 健康と生活(参加者27名)

司会:石田浩 コメンテータ:中山和弘(聖路加看護大学)

片岡洋子      妻の就業形態別生活満足と収入・夫婦・友人機能の関係
          ―ケイパビリティ・アプローチを利用して―
鈴木紀子      社会的活動への参加を促す要因
          ―ワーク・ライフ・バランスの観点から―
佐藤雅浩      「健康の不平等」の現在
          ―主観的健康状態と社会経済的地位(socioeconomic status)の関連―
藤村一美      社会関係資本が中高年者の生活不安、および精神健康に与える影響
前田幸男      就業と家庭における性役割分業が政治参加に与える影響について

13:00-15:00 コミュニケーション・人間関係(参加者25名)

司会:佐藤博樹 コメンテータ:内田哲郎(マーケティングセンター)

斎藤嘉孝      子どもと祖父母の接触頻度とその規定要因
          ―親世代の重要性―
野田 潤      現代の家族における共同性とコミュニケーションのかたち
朴 英元      情報機器の利用・コミュニケーション・満足度との関係
田中慶子      父母子の情緒的サポート構造と子どもの父母関係満足感
元森絵里子     親からの自立と現代の子ども期

15:30-17:30 性別役割分業(参加者27名)

司会:松田茂樹 コメンテータ:岩間暁子(和光大学)

李 基平      夫の家事参加に与える影響
          ―夫と妻の性別役割分業意識を中心に―
久木元美琴     夫の家事参加・育児参加における地域差の分析
裵 智恵      妻の就業と夫のディストレス
          ―妻の就業に対する夫の意識と実態の一致・不一致から―
鈴木富美子     何が妻を苛立たせるのか
          ―夫婦関係満足度における夫婦の乖離を生じさせるもの―
水落正明      共働き世帯における家計構造と家事分担

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